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パナマのフェス会場に何十人も取り残される


4/27/2020

Translated by Chie Oishi


パナマで開催されたトライバル・ギャザリングのフェス会場でおよそ30人から50人もの参加者が今でも現地に取り残されている状況だ。

「地球のパラダイス」と称したこのフェスは、2月29日から3月15日までの日程で開催を予定していた。しかし、COVID-19パンデミックの状況が深刻になるに連れ、パナマは3月12日に非常事態を宣言し、トライバル・ギャザリングはロックダウンとなった。

フェス会場にいた参加者は、少なくとも3月23日までフェス会場に留まらなければならないと言われ、その結果帰国するフライトに乗り遅れる人が続出。当初の自粛が明け、多くの参加者は新しいフライトを手配して帰国することができたものの、フライト数の減少やキャンセル、または大使館との連絡がとれず、路頭に迷う人も多数いる。

3月末にはパナマはすべての出入国を停止する方針を決定。先週の時点でパナマは出入国禁止の方針をさらに30日間延長したため、トライバル・ギャザリングに残された参加者たちは5月末までビーチで身動きがとれないことを意味する。

土砂降りの雨が続き、下水の問題や強風の影響を強く受けるこの仮設のキャンプサイトは、宣伝されていたような美しいパラダイスとはほど遠く、不安ばかりが広がっている。

Viceはトライバル・ギャザリングに取り残された人たちを映した短いドキュメンタリーを制作、ガーディアン紙は最近の特集で取り残されているイギリス人参加者に話を聞いている。

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