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アメリカで1980年代以降初めてアナログ盤の売上がCDを上回る



アメリカレコード協会(Recording Industry Association of America)のデータによると、1980年代以降初めてアメリカにおけるアナログ盤の売上がCDを上回ったことが分かった。

2020年上半期のレポートによると「2億3,200万ドルのアナログ盤の売上は、物理的な売上全体の62%を占めており、1980年代以降初めてアナログ盤の売上がCDを上回った」と述べている。また、アナログ盤レコードはレコーディングされた音楽全ての売上の4%にしか満たなかったとも報告されている。

マーケットで優位なストリーミングが引き続きその売上を伸ばしている。2020年上半期の売上が48億ドルと全体の85%を占めたのに対し、昨年の同時期は43億ドルで80%を占めていた。デジタル・ダウンロードは現在売上の6%にしか満たない。

また、アメリカのリスナーは広告のないプレミアム・サービスの料金を支払う人が増えており、2019年上半期の5億8200万人から今年は7億2100万人に増加している。

アナログ盤の人気はイギリスでも成長を続けている。2010年代半ばの「アナログ盤リバイバル」のブーム時に比べると成長率は下がっているものの、2019年の売上は前年比4.1%増となっている。


9/14/2020


Translation by © Sublingual Services 2020

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