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コロナウイルスによりアメリカ人が冷凍ピザを買い溜め、品薄状態に


4/18/2020

Translated by George Bodman


コロナウイルスの拡大による自宅隔離状態が続く中、人々は様々な日用品を買い溜めに走り品薄な商品が多数出て来ている。中でも保存の効く食品の需要は増加傾向だ。

どうやら人々は本当にピザが好きなようだ。

アドウィークの調べによると、アメリカ人は3月だけで2億7500万ドル(およそ275億円)相当の冷凍ピザを購入した。これは、昨年度の同時期と比べ92%の増加に値する(あるブランドによると190%の売上増加を記録したとのこと)

アドウィークによると、この増加は昨今のトイレットペーパーの買い溜めに匹敵するとのこと。コロナウイルスによりロックダウンが起こると報じられてから、アメリカではトイレットペーパーの買い溜めが起こり、結果として104%の売上増となった。

人気冷凍ピザ『セレステ・ピザ』の製造元であるコナグラ・フーズで需要科学のディレクターを務めるアシュレイ・リンドによると「人々が簡単に、家族みんなが喜ぶ食品を探している事は容易に想像出来ます。特にいまの我々のように不安の中にいると、消費者は慣れ親しんだ食品を好む傾向にあります。冷凍ピザはそうした消費者心理を最も叶える商品というわけです」

需要の増加は、多くの店舗の冷凍庫の中の在庫確保を厳しくしている。

大手メーカーのニューマン・オウンのスポークスマンによると、近々の供給に支障を来す事はないと思われるが、社内のサプライチェーンが伸びている事を指摘しており、サプライチェーンの中のサプライチェーンも伸びて来ているとのこと。

SNSにおいても冷凍ピザの品薄状態は話題になっており、トイレットペーパーや消毒液と比較されるなど、ジョークネタの対象となっている。

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