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ステージハンドたちがグランド・ラピッズに集結、600ドルの失業給付金の延長を訴える


通常働いてきた現場となるコンサートやエンタテインメントの会場から程近い場所で、ステージハンドや業界のその他の組合労働者が集結し、アメリカの追加措置となっていた失業給付金の期間の延長を訴えた。


8月6日(木)に約30人がダウンタウンのカルダー・プラザに集まり、現在失業保険を頼りにしているIATSEローカル26とウェスト・ミシガン・ステージハンズ、そのほかの労働者の支援を訴えた。


集まったメンバーたちは、コロナウイルスのパンデミックによりほぼシャットダウン状態に陥り、その結果経済的に制限されたエンタメ業界にとって、週600ドルの失業保険の延長は必要不可欠であると述べた。


IATSEローカル26のビジネス・エージェントであるジョシュ・ロスカンプも木曜日の集会に参加した一人だ。


「業界全体が崩壊しているのが現実です」とロスカンプは話す。「今日ここで私たちは機材ケースを押し、それがやりたいことであることの象徴として表現しています。みんなが大好きなコンサートを開くためにアリーナの中でセットアップをしたいんです」


ウェスト・ミシガン・ステージハンズ組合のメンバーのうち現在働いている人は1%にも満たないとロスカンプはいう。組合のリーダーたちは、パンデミックが終息し、大きな集団で集まることが可能になっても、このようなイベントに対する人々の不安を払拭することはできず、現在の傾向が続いていくのではないかと懸念している。


集まったグループは、イベントやパフォーマンスの現場で通常使用される機材ケースを押すことを象徴とし、600ドルの失業給付金の延長を訴えた。


「今すぐ600ドルを」やそのほかのスローガンを叫び、オタワ・アヴェニューNWからダウンタウンまで歩き、最終的にローザ・パークス・サークルを最終地点とした。そこで何人もの組合のリーダーやステージハンドが人々に訴えかけた。


IATSEローカル26のブルース・ダンツによると、600ドルは通常ステージハンドたちが稼ぐ金額からは程遠いそうだ。現場に戻る方が好ましいが、その時がくるまで労働者たちは経済的な保証を必要としていると話す。


「業界全体がシャットダウンした状態で、いつになれば仕事を再開できるかという暗闇の先の光も見えていません」とダンツは集会で語った。


「週に600ドルは最低限の支えになっているものの、この給付金だけで一歩先をいくことはできません」とも。


7月25日をもって、ミシガン州の失業者たちへの追加措置だった週600ドルの失業給付金の支給が終了した。連邦政府が定めたこのケアズ・アクトはパンデミックよって職を失った人々を支援していたものの、期限が終了する前に国会でそれを延長する対応がなかった。


アメリカ連邦議会下院では、5月に可決したヒーローズ・アクトの条項に従って追加の600ドルの失業保険を2021年1月まで延長する法案が可決されたが、上院がその対策を取り上げなかった。


「私たちは働いている間ずっと失業保険を支払ってきました」とロズカンプは集会に関するニュース・リリースで述べた。「失業保険は私たちのお金であり、上院の共和党員たちに今すぐ600ドルの措置を可決してもらい、私たちが家賃、健康保険やその他の生活費を払えるようにしてもらわなければならない」と語った。


8/6/2020


Translation by © Sublingual Services 2020

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