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サシャ・バロン・コーエンが右翼イベントに乗り込み、バカげたシングアロングを始める


またサシャ・バロン・コーエンが何かを企んでいる。コメディアンのコーエンは、土曜日にオリンピアで開催されたワシントン・ステート・スリー・パーセンターズの会に乗り込み、観客とシングアロングを始めるなどしてイベントを妨害し続けた。

コーエンが出演するテレビ番組「Who Is America?」のシーズン1はショータイムで放映されたが、その一環としてイベントに登場したのかは不明である。コーエン、ショータイムともにメールでコメントを求めたが回答はなく、新しい内容はショータイムのためではないのではと推測される。

コーエンは集会で独自のブランド流のカオスを作り上げた。

「サウジがやるみたいに切り刻みたいという人はいるか?」とヒゲとオーバーオールを身にまとったコーエンは訪ねた。

「March For Our Rights 3(私たちの権利のための行進)」と題されたイベントは、フロリダ州のパークランド高校で起きた乱射事件を受けて起きたデモ「March Four Our Lives(私たちの命のための行進)」に対抗してできたもので、銃を所持することに賛成する断固とした保守派の集まりである。だからバロンがシングアロングを始めようとするのが余計バカげているのだ。

約500人集まったイベントで、コーエンは無題の曲を歌い、聴衆にリベラル派、CNN、WHO、バラック・オバマ、ヒラリー・クリントン、アンソニー・ファウチ、ビル・ゲイツや「マスクを着用する人」を攻撃するよう促した。

さらに攻撃手段としては「武漢インフル」を注射するか「サウジがやるみたいに切り刻む」かいずれかを提案。観客はその歌詞を叫び、反ユダヤを示唆したやじや、反アジアを唱えた攻撃(「昔みたいに核でやっちまえ」)を応援した。

イベントの主催者は、開催間際になってカリフォルニアから多額の寄付を受けたがその条件としてこのシングアロングを行うことが挙げられたという。コーエンは自身の警備を用意し、ステージの進行を邪魔されないため、またイベントのスタッフが真の目的に気がついた時のために自身の安全を確保していた。

ワシントン・ステート・スリー・パーセンターズは自身のフェイスブック・ページでコーエンを非難し、目撃した人たちもTwitterで物申した。


6/28/2020


Translation by © Sublingual Services 2020


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