ミネソタ州にあるクリストファー・コロンブスの銅像に代わり、別の歴史的人物の銅像を立てようという請願書が広まっている。その人物は、プリンスだ。
すでにオンラインで9,000人以上もの署名を集めている請願書は、「プリンスはミネソタの価値観を代表しているのに対し、コロンブスはそうではない」と主張している。
コロンブスの銅像はミネソタ州のセント・ポールにある州議会議事堂の外に立てられている。人々を抑圧してきた人物の銅像を排除しようという動きが盛んになる中、プリンスの銅像に一新したいという願いが形になった。
ウィンタナ・メレキンが始めたこの請願書には2点挙げられている。州議会議事堂の銅像を「ネイティヴ・コミュニティが選んだ」人物の銅像と入れ替えること。そしてプリンスの銅像を別の場所に立てること。プリンスはミネソタ州ミネアポリスの出身である。
「全国の市庁は白人至上主義者、奴隷の所有者、そして黒人の生活を脅かした人々の銅像を撤去することを選択しています」と請願書に綴られている。
「ここミネソタでは、アメリカのブラックそしてネイティヴをレープし、奴隷にしたクリストファー・コロンブスの銅像を撤去することを要求します。
「下記署名者は、コロンブスがミネソタ州の人々が誇る価値観の象徴ではないと信じています。ブラックやネイティヴの人々の命を消滅しようとした人間を称賛するのではなく、そのリーダーシップを通じて人々にインスピレーションを与えてきたコミュニティの一メンバーを称えるべきです。
「下記署名者は、デイトン州知事とミネソタ州議会に対し、コロンブスの銅像を撤去し、それをミネソタ州のブラックとネイティヴのコミュニティを代表する人物の銅像にすることを請願します」
コロンブスは過去にアメリカで称えられてきた人物であり、コロンブス・デーは祝日に制定されている。
しかし、近年ではコロンブスがいかに残虐な行為をしてきたかが広まり、彼の人生を称えることに反対する人々が多い。
6/24/2020
Translation by © Sublingual Services 2020
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