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パブリック・エネミー、ナズとブラック・ソートが傑作「Fight The Power」のパフォーマンスでBETアワードのオープニングを飾る



伝説のヒップホップ・グループであるパブリック・エネミーが、オスカー賞ノミネート

作でスパイク・リー監督の『Do The Right Thing』を代表する1989年の名曲「Fight The Power」のパワフルなパフォーマンスを2020年BETアワードの幕開けに披露した。


名曲には新たにナズとザ・ルーツのブラック・ソートによって、ジョージ・フロイドとブリオナ・テイラーを追悼した内容が組み込まれた。


まずは伝説的なチャックDが曲の冒頭に、そして次に籐椅子に腰掛けたナズが登場、その姿はブラック・パンサーの共同創設者であるヒューイ・ニュートンを明らかに投影している。


また、フレイヴァー・フレイヴも赤、緑、黒の旗をバックドロップにパフォーマンスに

加わっている。


ブラック・ソートも全国で繰り広げられているデモの現実をマイクに吹き込んだ。


先日、スパイク・リーが『Do The Right Thing』の登場人物であるレディオ・ラヒー

ムと同じように警察官の手によって亡くなったジョージ・フロイドを追悼するためのシ

ョート・フィルムを製作したこともあり、この曲でBETアワードの幕を開けるのは特に意義深いことだ。


ジョージ・フロイド(46歳)は、5月25日にミネアポリスで白人の警察官、デリック

・ショーヴィン(44歳)の膝を8分以上も首の上に乗せられ、死亡した。


ブリオナ・テイラー(26歳)は、ケンタッキー州ルイヴィルで3月13日に、ノックなしに令状を持った警察官がアパートに入り射殺された。彼女の恋人は警察官を侵入者だと思ったため銃を発砲。テイラーは8回撃たれた。


「Fight The Power」のパフォーマンスはこちらでご覧ください。


6/29/2020


Translation by © Sublingual Services 2020

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