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Black Lives Matter共同設立者が語る、デモをしている人たちが望んでいるのは極めてシンプルなこと。それは、責任だ。「謝罪すらほとんどないことが多い。責任が追求されることは極めて稀」


Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)の共同設立者であり、Reform L.A. Jails(リフォーム・L.A.・ジェイルズ)の代表を務めるパトリス・カラーズがABCニュースの「ナイトライン」で取材に応じた。全国のデモに参加している人々が要求している中核、それは責任だという。

現在繰り広げられているデモは、これまでの黒人の人たち個人の死を哀悼するだけではなく、「黒人の命」を求める運動であるとカラーズは話す。

Black Lives Matterは、7年前のトレイヴォン・マーティンの殺人事件でジョージ・ジマーマンが無罪になったことから始まった。そのムーヴメントは、アメリカ全国、さらに海外へと広まり注目されている。

「警察テロは、残念ながらブラック・コミュニティにとっては400年前からずっと直面している問題です」と彼女は語る。「警察による取締りの原点は、奴隷のパトロールだったということを認識していない人が多いと思う。最初の法執行機関は、立ち去ろうとする黒人、つまり奴隷から解放されようとする人々を捕まえることだった」

さらに、ドナルド・トランプが大統領に就任してから事態は悪化しているという。

「法の執行機関がさらに残酷に、過度の力を用いることを促すかのようなことが起きている。法の執行機関に対して、『人々を傷つけるように』と自身の言葉で伝えているのです。そして私たちが知る限り、その『人々』のほとんどが黒人です」

カラーズは警察官のボディ・カメラやトレーニングだけではこのような死に至る出来事を減らすことはできないと言う。

「警察への出資をやめ、その資金を私たちのコミュニティに還元し、健康に良い食べ物や、適切な医療や保健を確保できるようにするべきだ」と話した。


6/2/2020


Translation by © Sublingual Services 2020


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