
4/28/2020
Translated by Chie Oishi
リトアニアでは先週ドライブイン・コンサートが開催され、全国民が自粛生活を送る中、ライヴ・ミュージックを堪能できるユニークな体験をもたらした。
「なんだか非現実的だよ。ステージから見える景色は想像つかないもの」と先週金曜日に初開催されたステージでGiedrė Kilčiauskienėは語った。
『「手を挙げろ!」と叫ぶ代わりに「ワイパーを左右に動かせ!」と言いたくなるよ』
ShowArtが運営するDrive in Liveは、リトアニアの首都から約30km離れたパルキノ飛行場で開催され、すでにリトアニアが誇る有数のミュージシャンが出演している。
今後Saulės Kliošas、 G&G Sindikatas、Happyendless、Junior Aなどが出演を予定している。主催者によると、さらに出演アーティストを追加発表していくとのこと。コンサートの内容の一部はLRTラジオで20:30から放送される。
リトアニアでは全国が自粛する中、大規模な集会、コンサート、イベントはすべて禁止となり、リトアニアの4段階から成る復帰計画においても、いつ再び開催することが許可されるか明確になっていない。
4月頭にリトアニアではドライブイン・シネマが復活し、現在コンサートが掲げている同基準を先に設けた。家族でない限り、一台の車の定員は2名まで、さらに車外には一歩も出てはいけない。
コンサートはラジオの周波数を利用し、車のスピーカーから聞こえる仕組みだ。
主催者のShortArtは、Covid-19の最前線で闘う人々と心が共にあることを示し、対象となる人々は無料でコンサートに参加することができる。
開催する目標は、パフォーマーや音楽業界の活動を途絶えさせないこと、そして誰しもが必要としている検疫からのつかの間の休息を提供することだという。
「このようなイベントで大きな利益を期待するべきではありません」とShowArtの代表
Artūras Trofimovasは語る。コンサートは少なくとも5月末まで開催される予定だ。
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