メキシコ大統領、市民への食料配給の前に犯罪をやめるようにとギャングを非難

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reuters.com

4/21/2020

Translated by Louis


メキシコの麻薬ギャングが市民に食料や生活必需品を無料で配給していることをメキシコのオブラドール大統領が厳しく非難した。メキシコでは武装したギャングたちがカルテルのロゴ入りの箱に入った食料や生活必需品を市民に配給していることが報告されている。これに対し大統領は配給を行う以前にギャングが犯罪行為そのものをやめることが先だと非難。

オブラドール大統領はこういったギャングによる無料配給は決して市民にとって良いことではないと語る。「犯罪組織が食料や生活必需品の入った箱を市民に配給しているが、これは社会にとって良い貢献になっているとは言い難い。犯罪行為をやめることこそが本当の社会貢献だ。」

左派として知られる大統領は、歴代の大統領たちに比べギャングによる暴力や犯罪に対して比較的消極的な姿勢を取っていたものの、今回のギャングの行動に対し犯罪や人を傷つける行為を控えるよう求めた。また、犯罪によって被害者やその家族たちまでもが苦しい思いをすることを理解するべきだと強調。

オブラドール大統領の任期1年目となった2019年にはメキシコ国内で史上最も多い34,582人が殺人事件で亡くなり、その後は犯罪撲滅のために予算を増やすことを宣言していた

メキシコ国内でいくつかのギャング組織がメンバーを各地に配備させ、コロナ騒動で現金不足に悩む市民らに食料等を配給していたことが先週から報告されていた。

現在服役中の麻薬密売組織の最高幹部、ホアキン・グズマン(通称エル・チャポ)の娘も自ら運営する会社El Chapo 701のロゴ入りの段ボール箱を市民に配っているところを目撃されている。会社のロゴには悪名高い父親エル・チャポの顔が描かれている。

メキシコ第二の都、グアダラハラで配られた箱の中には料理用の油や米、砂糖等が入っていた。

グズマンと繋がりのある犯罪組織シナロア・カルテル以外にもハリスコ・ニュージェネレーションやロス・デュランゴといったカルテルも売名行為を目的として主に貧困層に配給を行なっていると報じられている。また、SNSには武装したギャングメンバーがトイレットペーパーやシャンプー等を配給している姿の画像が月曜日に投稿されていた。

その一方でオブラドール大統領は現在、企業や失業者に対する支援が十分でないことから厳しい批判を浴びている。

メキシコではここ1ヶ月の間、コロナウイルスによる様々な規制が原因で経済が大きく低迷している。また、4月21日の時点で8,000人以上が感染し、700人近くが亡くなっている。

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