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アーカンソー州の保健省が「ソーシャル・ディスタンス」コンサートの中止を通告

Updated: May 26, 2020


ビショップ・ガンのフロントマンを務めるトラヴィス・マクレディが5月15日に「ソーシャル・ディスタンス」を保ちながらライヴを開催する予定だという事態をうけ、アーカンソー州知事アサ・ハッチンソンは、開催場所となるフォート・スミスにある会場、TempleLive(テンプルライヴ)に対し、アーカンソー州保健省が中止通告を発行すると発表した。州知事の対策では、このような会場の営業は5月18日から再開する方針を打ち出していた。


「このコンサートは承認されていません。認可されている日程の3日前の開催であり、さらにその他にも問題があります」とハッチンソン州知事は5月11日に記者会見で話し、「計画自体にも目を通しましたが、その内容も不十分です」と述べた。


テンプルライヴのコンサート開催にあたっての計画では、最大収容人数が通常1,100人である会場で229席に減らし、2から12名までの列のチケットをひとつのグループとして販売し、ファンのグループごとに2m間隔を保つことで隔離させる方針だ。参加者は入場の際に検温を受け、マスクを着用し、そしてお手洗いは10名までと入場制限を設けた。州知事の方針では、会場での収容人数は50人までと制限されている。


テンプルライヴのマイク・ブラウンは、州知事の通告に関わらず、コンサートを実施する意向であると40/29ニュースに答えた。アーカンソーの財務省のスコット・ハーディンは、州のアルコール飲料管理局が会場の酒類販売免許を剥奪することもできると示唆した。また、フォート・スミスの市長であるジョージ・B・マギルはニューヨーク・タイムス紙に対し、コンサートの再開に関して市は州の方針に従うと述べた。


5/13/2020

Translated by Chie Oishi

© Sublingual Services




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