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ほとんどのアメリカ人はコロナウイルスのワクチンが手に入るまでライブには行かない


4/28/2020

Translated by George Bodman


最新の調査によると、大半のアメリカ人はコロナウイルスのワクチンが手に入るまではライブに行かないと答えた。

COVID-19のパンデミックにより、この夏に開催される予定だったコーチェラやグラストンベリーといった大型イベントも含めて、世界中でライブやフェスティバルが延期又は中止となった。

来月まで引き続き大きな集会の禁止が見込まれる中、ロイター/イプソスはアメリカ国民に、COVID-19に効果があるワクチンが開発される前に大規模集会に参加するかどうかの最新の調査を行った。

4月15日から21日までに4,429人の成人アメリカ国民から得た回答によると、僅か40%がワクチン完成前でもコンサートやそれ同等規模のイベントに参加を希望すると答えた。反対にワクチンが完成するまでは家に籠ると答えた人も40%で、残りの20%はわからない、もしくは大きなイベントには二度と参加しないと答えた。

映画業界においては、アメリカ人の僅か27%がワクチン完成前でも映画館に行きたいと答えた。

コロナウイルスのワクチンが市場に流通するまでにおよそ18ヶ月かかる見込みだという事は、この調査の参加者に事前に伝えている。

この結果は、アメリカの医療専門家が2021年秋までフェスティバルやコンサートの開催は無理だろうと示唆した後に発表された。

「大規模な集会、カンファレンス、コンサートやスポーツイベント、卒業イベント等を2020年10月に延期すると言っている人がいるが、何を根拠にそんな案をもっともらしく言えるのか私には理解出来ない。そういった事が再開出来るようになるのは一番最後だろう」とバイオ倫理学者で医療マネジメントの教授を務めるジーク・エマニュエル氏は語る。

今年の秋に延期を決めたイベントにはコーチェラ・フェスティバル2020があり、4月上旬開催予定だった日程を10月9日と10月16日に延期している。

ロックダウンによってライブが開催出来ない中、アーティスト達は自宅から生配信でファン達にパフォーマンスを届けている。先週末にはレディーガガの呼びかけで「One World: Together at Home」というイベントが行われ、新型コロナウイルス感染症連帯対応基金を応援する為に数多く有名アーティスト達が特別なライブセットを配信した。

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